去年の話 [閑話休題]

 去年の4月1日限定であげた、百合wキュカズです。
手直しなしで、後悔です(苦笑)。

 今年はFSSダブルパロ(ぬるいエッチw)をアップしてみました。余りのぬるさに、来年の公開はないんじゃないかもしれない…。
 でも、FSSダブルパロ書いてて楽しかったです。

 ここから下は、FSSわからないとわからない(苦笑)ネタです。

 基本はプレイヤーが騎士で、キャディがファティマかな~っていうので書いてみた。
 カズはミッション・ルースでキューマがメガエラかな。キューマが先に惚れて嫁に行くんだよ。何年もかけた恋なので、しつこいぞw
 ちなみに最初の話にでてきた、銀髪の男はマックスです。マックスはカイエンです。アリンはプレイヤーなので騎士になるはずなんですが、マックスのことが好きだし、ファティマでもいいかな~と思って、アリンはアウクソーです。
 ヒュートランとちゃあの関係も好きなのですが、さすがにカズを最弱騎士にすることができずお蔵入り。でも、いいよな~、ファティマ・キューマに押し倒されて抵抗できない騎士カズ(苦笑)。 
 とかいろいろたわごと書いてしましましたが、お付き合いありがとうございました。



とめどなさそうなボクら


赤い髪の少女がティーインググラウンドに立ち、ドライバーをかまえる。
一度深呼吸をして呼吸を整え、ゆっくりと腕を振り上げた。
瞬間、風が吹いた。
「ほぁあああ」
素っ頓狂な叫びとともに、彼女の足元からコロコロとボールが転がっていった。その距離やく1ヤード。
「あんた、なにしてるのよ」
スカートを押さえて中腰になっている少女に、金髪の女性が呆れた声をだす。
「だって、風が・・・」
「それがどうしたのよ」
「スカートがめくれて、パンツが見えます」
「いいじゃない、周りは女ばっかりよ」
「よくないです。だいたい、パンヤをやるのにこんな短いスカートなんかはくのがおかしいんです」
「それは、カズが勝負に勝ったからじゃん」
二人の会話に入ってきたのは、黒い髪を肩まで伸ばしている少女だった。
「勝った人がマックスが作ったのセルフデザイン衣装を着るっていうのに、のったのはカズでしょ」
「それは、その、ケンが欲しいっていってたから、勝ったらあげようかとおもって・・・」
「だから、勝った人にあげるっていう条件なんだから、カズに着る権利はあるでしょ」
人差し指をチッチッチとふりながら、金髪の女性・・・マックスが答えた。
「そうだよね~」
それに対して、盛大に頷くのはケンと呼ばれた黒い髪の少女だ。
「ケンまでひどい」
セルデザを賭けた試合にカズが勝ったことがわかると、マックスは『明後日には完成させる!』と言い残し、自宅に早々に引篭もったのだ。
そして、3日後が今日だった。
「だいたい、いつもあんたの衣装は色気がないのよ」
マックスが溜息をつく。
「スポーツやるのに、色気は関係ありません」
「そんなことないわよ。ケンをみなさいって」
「そうよ、お洒落も楽しまないと」
ちなみに、今日のケンの衣装は桜色のミニワンピに白いニーソックスにピンクのパンプス、頭には可愛らしい小さなハットが付けられている。
「う~、でもっ、お臍みせるとか、パンツ見えるくらい短いスカートとかは理解できません」
カズの衣装はだいたいが、露出を抑えたパンツスタイルだった。長袖、シャツ、長ズボン。肌を見せているのは手と首から上か?っていうくらいだ。
「だから、少しはあんたの意向を汲んだ衣装を作ったでしょ」
マックスがデザインした衣装は、白いノースリーブのブラウスで後ろの裾が長めの燕尾型で、首元には可愛い赤いチェックのネクタイがついていた。スカートはネクタイと同じチェックのプリーツスカートだ。もちろん、ミニw そして、手首にカフス、足には黒いニーソックスとブーツ。
「うん、オヘソとパンツは見えないよね」
そういって、ケンも頷く。
「む~」
上目使いで彼女らを睨む。
「はいはい、そんな顔で睨んでも怖くないから、さっさと続きを打ちなさい」
マックスは、1ヤード先で寂しそうに転がっているアズテックに顔をむけた。

「風が収まるのをまっていたら、いつになっても打てないぞ?」
スカートを押さえたまま動けないカズに、キューマが呆れて声をかける。
キューマはリベラ族の巫女であり、カズ専属のキャディだった。
「わざわざ風の強いWizwizでやるのはマックス辺りが考えたんだろう。カズの衣装を踏まえての犯行だろうな」
キューマは長い髪を押さえながら肩をすくめた。
「キューマはめくれないから、簡単にいうんだ」
「じゃあ、衣装かえるか?」
意地悪く笑う。
キューマは踝まである長い水色のスカートをはき(もちろん、リベラ族っぽい模様がついている)、濃い青色のチューブトップと右肩を出すように作られた短い上着を着ていた。それは、かなり胸を強調する衣装だった。
「キューマの衣装なんて着れる訳ないよ」
「胸が小さくてか?」
そういわれて、カズは無意識に自分の胸に手をあてる。
キューマはEカップくらいはありそうだが、カズはよく言ってB。キューマの衣装を着たら胸元が余ってしまうことうけあいだ。
「ちっ、違うわよ。そんなお臍出して、胸見せてるような恥ずかしい衣装は着れないって言って」
「無理しちゃって~。胸はもまれると大きくなるって言うのにね~」
つん、っと、キューマの人差し指が唇に触れる。
「ききき・・・キューマっ」
「ちょっと、今なんていったのさ、キューマ」
「け、ケンっ」
「なにが?」
「カズの胸もんでいるような話しぶりだよね?なに、いつの間にそういう関係なの?ってか、あたしだってカズが好きなんだから許さないわよ」
「ケンに許されるつもりないし?」
「きー!!」
「こら、二人ともなにいって・・・」

「っていうか、いつになったらこのホール進めれるのかしらね」
少し離れたところから、元凶になったマックスとドルフが楽しそうに彼女らを見つめていた。

END

「っていう夢をみたんだよ」
 パンヤカフェでエリカ相手に力説するのは、キューマだった。
 「逆転性別世界で、カズ相手に百合・・・あんた、そうとうアレなんじゃないの?」
 そういって、エリカは肩をすくめた。

 ほんとうにEND



2012-04-02 00:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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